パドレスのダルビッシュ有投手(35)が2年連続3度目の開幕戦投手として登板し、6回までノーヒットに抑えたまま勝利投手の権利を得て交代した。

1回は2死無走者から3人目に四球を出したが、4人目の最後の打者を右飛に打ち取り、順調な立ち上がりだった。2回は3者凡退で、最後の打者をこの日最速の97マイル(約156キロ)で空振り三振に退けた。

4回には厳しい判定で3つ目の四球を出したが、走者を背負っても落ち着いた投球を継続。球数が80球を超えた6回は制球に苦しんだが、1死からの2人目を高速スプリットでこの日3つ目の三振を奪い、最後の打者を二ゴロに打ち取った。

6回まで92球を投げ、無安打無失点、3三振4四球。チームは4回に女房役ノラの適時打などで2点をリードし、ダルビッシュは勝利投手の権利を得て降板した。