エンゼルス大谷翔平投手(27)が、第4打席で3試合連続安打となる右前打を放った。同点の8回1死、4番手の右腕サルサーのチェンジアップに体勢を崩されながら、右前に運んだ。

2死から盗塁スタートを切ったが、けん制球で飛び出し、一塁から二塁へ送球され、タッチアウト。チャレンジでも判定は覆らず、流れを逸した。

これで開幕から4本目の安打を放ったが、本塁打はなし。開幕して以降、25打席ノーアーチは2年目の19年と並び、最長となった。

第1打席は左腕のルザルドと対戦。第1打席は初球から98マイル(約158キロ)、99マイル(約159キロ)の直球で押され、4球目のカーブに空振り三振を喫した。

第2打席は3回2死、2球ストライクを見逃して追い込まれると、3球目はクイックモーションでカーブを決められ、手が出ずに見逃し三振となった。

第3打席は6回無死、2番手の左腕スコットからスライダーで攻められ、3打席連続の三振を喫した。

チームはサヨナラ勝ちで2連勝。大谷は4打数1安打で、開幕から6戦で25打数4安打の打率1割6分で、本塁打、打点ともに0となっている。