エンゼルス大谷翔平投手(27)が、「1番DH」で出場し、22年シーズン1号&2号本塁打を放った。1回の第1打席、初球の高め95・9マイル(約154キロ)の直球を捉え、右中間スタンドへ飛距離406フィート(約124メートル)の今季1号ソロを運んだ。大谷の先頭打者弾は昨年10月3日(同4日)、シーズン最終戦だったマリナーズ戦以来、自身5本目となる。

5回1死一塁で迎えた第3打席では左腕アラードの内角高めの85・7マイル(約138キロ)カットボールを捉え、右翼へ打った瞬間にそれとわかる飛距離415フィート(約126メートル)の2ラン本塁打。昨年7月2日(同3日)のオリオールズ戦以来となるメジャー7度目の1試合2発となった。

前日は4打数1安打で4試合連続安打をマークしたが、開幕から自己最長の30打席ノーアーチが続いていた。「動きの遅れとかが原因かなと思うので、もう少し大胆に動けるような準備をしたい」と話していた前日から、早速修正して本塁打につなげた。

この日は黒人選手で初のメジャーデビューをたたえ、「ジャッキー・ロビンソンデー」として42番を着用。メジャーの歴史的な記念日に1試合2発をマークした。