ツインズ前田健太投手(34)が19日、家族に対するネット上の誹謗(ひぼう)中傷に対し法的措置を取ったことを自身のインスタグラムで公表した。SNSやYahooニュースのコメントによって「妻に対する誹謗(ひぼう)中傷や脅迫メッセージなど家族が恐怖に感じる事が多々ありました」と告白。「子供達が大きくなった時に目にする事を考えた時にしっかりと説明したい」と、法的措置を取った理由を説明した。

裁判所から発信者情報開示請求が認められ、投稿者を特定。「投稿者の方からは、損害賠償金の支払いがあり、真摯(しんし)な謝罪もありましたので、今回に限っては、刑事処罰等の責任追及までは致しませんでした」と説明した。インスタグラムでは、名前を伏せて謝罪の手紙も公開している。

ネット上の誹謗中傷は大きな社会問題となり、法的措置を取るケースが増え、厳罰化への流れも進んでいる。前田は「今後についても、目に余る誹謗中傷については、しっかりと対応していきたいと思います」としている。