「3番DH」で出場するエンゼルス大谷翔平投手(27)が、試合前のセレモニーで昨季のMVP獲得を表彰された。

フィールド上にモレノ球団オーナー、マドン監督、ミナシアンGMらが列席し、それぞれと握手。観客から大歓声と拍手で迎えられ、昨シーズンの活躍を振り返る映像が大型ビジョンに映された。同オーナーから記念の盾を受け取り、客席から「MVP!MVP!」とかけ声が上がると、大谷は帽子をとって会釈。感謝の気持ちを示した。

大谷は昨年、打者で打率2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁、投手では9勝2敗、防御率3・18、130回1/3を投げ、156奪三振と結果を残し、投打で歴史的なシーズンを送った。

シーズンオフは表彰ラッシュで、全米記者協会(BBWAA)の投票で決まるMVPには日本人初の満票で選出された。

この日はMVPセレモニーに合わせ、MVP記念ボブルヘッドも来場者に配布され、多くの観客がスタジアムを訪れた。