エンゼルス大谷翔平投手(27)が、強烈な一撃で日本人選手最速で、メジャー通算100号を達成した。

「3番DH」で出場したダブルヘッダー第2試合の5回無死二塁。右腕オラーの初球ツーシームを捉え、中堅左へ運んだ。今季7号2ランは角度22度の弾丸ライナーでセンターから左方向へと運ぶ強烈な1発。打球速度110・1マイル(約177キロ)、飛距離は418フィート(約127メートル)だった。

大谷は節目のアーチに「うれしいですね。大きな数字だと思うので、励みにして、これからもっと打てるように頑張りたいと思います」と振り返った。

日本人選手のメジャー100号は松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に続き3人目。459試合目での到達は日本人最速となった。

ダブルヘッダー第1試合も「3番DH」でフル出場し、右翼線への二塁打を含む4打数2安打1打点。この試合は9回2死から守護神イグレシアスが逆転サヨナラ3ランを浴び、痛い1敗を喫したが、2試合目は打線が奮起して大勝。貯金10をキープした。