4勝目を目指して「3番DH兼投手」で先発した大谷翔平投手(27)が、自身4度目の先頭打者本塁打を許した。

1回に1番スプリンガーに対して、フルカウントから外角低めの96・8マイル(約156キロ)の直球を左中間スタンドに運ばれた。

1死後は、昨季48本で本塁打王になったウラジーミル・ゲレロ内野手(23)と対戦。1ボール2ストライクから甘く入ったスライダーを左翼フェンス際まで運ばれたが、左飛に打ち取った。

3回は1死一塁から、1回に本塁打を許したスプリンガーと対戦。右前打で一、二塁とピンチを招くと、2番エスピナルに中前適時打を浴びた。3番ゲレロは2ボール2ストライクから外角低めへの156キロの直球で見逃し三振に打ち取った。

2死一、二塁としたが4番ビシェットに左中間を破られ、さらに2失点。3回まで6三振を奪いながら4点を失った。

試合前、大勢のメディアに囲まれる中、ゲレロは投手としての大谷を「彼は素晴らしい投手。リーグ最高のピッチャーの1人」と評価。昨季は終盤まで本塁打王を争った。「僕はもちろん、投げることはできないけど、互いにホームランが打てる」と共通点を挙げていた。