エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番投手兼DH」で出場し、7回4安打1失点、2四球6奪三振で4勝目(4敗)を挙げた。球数はちょうど100球で、ストライク62球。今季防御率3.64とした。打席では5回に逆転12号2ラン、7回に右前打を放って4打数2安打2打点。チームの連敗を14で止めた。

一方のレッドソックスは連勝が7でストップ。コーラ監督は大谷について「良かったよ。(7回無失点だった5月5日の)ボストンでの登板はグレートだった。今日はグッド。ホームランを打って、投手として7回を投げる。前から言っているように、世界で最高のアスリート。二刀流をメジャーレベルでやってのけるのは現実とは思えない」とたたえた。

レッドソックスの先発右腕ピベッタは、11三振を奪うも6回途中4失点で5敗目(5勝)を喫した。大谷に逆転2ランを許した場面は「速球が高くなってしまった」と振り返り、「素晴らしい選手だし、良い仕事をしているよ」と話した。