大リーグでは今季「ボールが飛ばない」と話題になっている。13日までの1試合あたりの本塁打数が2・09本と、昨年の2・45本から減少。15年以来の低水準となった。今季は、21年から新仕様となったボールが開幕から全球使われ、全球場での湿度管理も始まった。「ボールが柔らかくなった」と証言する選手も多い。どんな変化があったのか、深堀りする。

<MLBの見解>

MLBは公式球の感触がボールによって違い、握りづらいなどの不評に関して、以下の見解を示している。米テレビ局ABCの取材に対し、開幕から5月15日までのデータを分析したところ、投手が制球に苦労しているという結果は今のところ出ていないと答えた(3日付電子版)。また投手の四死球率は、19年以降で最も低く、暴投も12年以降で最も低い数字になっていると説明。ボールは昨年製造を開始した新球のみを使用しているとした。