元巨人のカージナルス、マイルズ・マイコラス投手(33)が、9回2死からノーヒッターを逃した。4回に味方の失策で出した走者がゴロで生還して1失点しても、好投を続けた。メジャーリーグでは無安打で得点も入らない「ノーヒットノーラン」ではなく無安打を「ノーヒッター」として記録を扱う。

9-1で迎えた9回2死、打者ミッチェルをカウント2-2と追い込んだ。129球目の外角低めカーブを捉えられ、中越えのエンタイトル二塁打となった。中堅手ベイダーが必死に背走したが、グラブのわずか先を打球がすり抜けた。「今日はカーブがとてもよかった。少し打球が上がってしまった。彼はいいスイングをした」と振り返った。

ここで交代となったが、8回2/3で1安打1四球6三振で1失点。今季5勝目を挙げた。カ軍で9回2死からノーヒッターを逃した投手は、13年9月24日ナショナルズ戦のマイケル・ワカ以来9年ぶり。達成していれば01年のバド・スミス以来だった。

【スコア】15日のカージナルス-パイレーツのダブルヘッダー第2試合>>