「2番DH兼投手」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(27)が第2打席で内野安打を放ち、3試合連続安打をマークした。

3回2死走者なしで、左腕リンチと対戦。カウント2-1から高めの直球をスイングし、高いバウンドのゴロに。打球は遊撃手のグラブをはじき、二塁への内野安打となった。

第1打席は1回1死走者なし、フルカウントからスライダーを見極め、四球を選んだ。その後、2死一、二塁のチャンスとなったが、得点にはつながらなかった。

5回1死一塁の第3打席は再び四球で出塁。後続につなげ、1死満塁から4番マキノンの犠飛でエンゼルスが先制点を奪った。

第4打席は7回1死一塁、3番手の左腕ギャレットと対戦し、フルカウントから6球目のスライダーに見逃し三振を喫した。

第5打席は8回2死二塁から空振り三振を喫し、この日は3打数1安打。打率は2割6分となった。

投手では今季最長の8回を投げきり、メジャー自己最多の13奪三振をマーク。今季最多、球数108球の力投で今季6勝目を挙げ、チームの連敗を2で止めた。

前日の同戦では「3番DH」で出場し、1試合2発を含む4打数3安打。2本の犠飛も放ち、日本人メジャー選手では最多となる1試合8打点をマークした。延長11回までフル出場した翌日、今度は投手で快投を演じた。