キャリア最高のシーズンを送っているマリナーズのタイ・フランス一塁手が、左肘を痛めた様子で5回に途中交代を強いられるアクシデントが発生した。

5回裏にアスレチックスのシェルドン・ノイジー三塁手が三ゴロで一塁へ向かうと、これを捕球したフランスが左腕をいっぱいに伸ばしてノイジーにタッチアウトを試みた。だが、その際に前腕から手首までが大きく外側へ反るような形に。フランスはグラウンドに倒れ込み、しばらく立ち上がることができなかった。

スコット・サービス監督らがベンチから出て様子を見るなか、フランスは左肘をかばうようなしぐさを見せると、助けを借りてようやく立ち上がりそのまま交代となった。

今季がメジャー4年目のフランスは、ここまで70試合に出場し、打率3割1分6厘、出塁率3割9分、長打率4割7分6厘と、いずれもキャリア最高の数字を記録。この試合前の時点で一塁手としてはア・リーグトップの87安打を挙げていた。