死球を巡り、両軍8人が退場とする大乱闘が起きた。マリナーズのスコット・サービス監督(55)は試合後「今日起こったことは、試合中に起こってはいけないことだ。感情が高ぶっていたが、何が起きたかは明白だ。我々にボールを投げるために、オープナーの投手にした。手に負えなくなった」と話した。エンゼルスが救援専門だったワンツをオープナーとして先発に選んだことについて、“死球要員”としての起用だと疑った。

エンゼルスの先発は、メジャー初先発のメジャー2年目右腕のワンツだった。過去32試合はすべて救援。オープナーとみられていた。1回にフリオ・ロドリゲスの頭部付近に投球。2回にウインカーに死球を与え、乱闘に発展した。ワンツは「初先発で緊張し、手に汗をかいていた。(ウインカーの死球は)内角のカットボールだ」と話した。