ドジャース大谷翔平投手(31)が、ブルペン投球で調整後にフリー打撃を行った。6セットで52スイング。右中間後方の屋根に当て、場外に打球が消える推定160メートルの特大弾を含む、17本の柵越えを放った。
だが、ベイツ打撃コーチが復調の兆しを見いだしたのは飛距離ではなかった。本来の状態に近づきつつあるか、との問いに「間違いなくそう思う。今日のBP(打撃練習)は本当に良かった」と断言。その訳とは、打球の方向だった。
17本の柵越えうち、大半がセンターから左方向への当たりだった。同打撃コーチは「今季序盤、確かクリーブランド(ガーディアンズ)戦の時は、引っ張って右方向への打球が多かったはず。でも今日は全方向に打てていたから、良かった」と評価。大谷はシーズン開幕後の4月1日、同様に屋外でフリー打撃を行ったが、同コーチが指摘したように右方向に偏っていた。
今季ここまで6本塁打のうち、右方向が3本、センターは2本、左方向は1本となっている。前日の試合後は、ロバーツ監督がここ最近の大谷の打撃は左方向への打球がポップフライとなっていることを指摘。屋外フリー打撃で全方向に打ち分けたことで、復調へ向かうか。試合でのパフォーマンスが注目される。



