エンゼルス大谷翔平投手(27)がホワイトソックス戦に「3番投手兼DH」で出場し、5回2/3を5安打1四球で無失点、11三振を奪い、7勝目の権利を持って降板した。

2ケタ奪三振は、自己最多13三振を記録した前回のロイヤルズ戦に続き2試合連続で、今季5度目。三振を奪った球種の内訳はスプリット5、スライダー5、カーブ1。スプリットは今季わずか3%しか投げていなかったが、この日は108球中21球を投げ、初回の3三振は全てスプリットで奪った。今季の防御率は2.90から2.68となった。

ツイッターやYouTubeでの投球分析で知られる「ピッチング・ニンジャ」ことロブ・フリードマン氏は、この日の大谷の奪三振を全てツイッターで紹介。4回に7番ポラックからスプリットで奪った7個目の三振は「凶悪な90マイルスプリッター」と称した。

【動画】大谷翔平の「凶悪な90マイルスプリッター」

◆ピッチングニンジャ Youtubeやツイッターで有名な投球分析家ロブ・フリードマン氏のハンドルネーム。ツイッターアカウントはフォロワー数37万人超え。本職は弁護士だったがMLB公式サイトや専門局ESPNなどでも投球分析を行っており、野球界で最も優れたSNSアカウントとも呼ばれる。ダルビッシュ投手ら選手ともたびたび対談しており、対談動画も公開。彼の動画がきっかけでMLB球団と契約した選手もいる。