エンゼルス大谷翔平投手(28)が、28歳の誕生日に「3番DH」で出場した。過去の誕生日は日米で7試合に出場し、22打数7安打3本塁打7打点、打率3割1分8厘と好成績。メジャーでは過去4年で10打数2安打、1本塁打、1打点となっている。大谷の過去の誕生日を振り返る。

〈2013年=19歳〉オリックス戦の9回に代打で出場も、平野佳の前に空振り三振。前日4日に先発して6回途中まで投げ、2勝目を挙げたばかり。登板翌日に野手で出場するのは初めてだった。

〈2014年=20歳〉=ロッテ戦に「3番DH」で先発出場。1回に左翼へ4号先制2ラン、9回には右越え5号2ランと、自身最多4打点、プロ初の1試合2本塁打で自らを祝った。

〈2015年=21歳〉楽天戦の同点の6回2死一、二塁で代打出場。二塁への内野安打を放って満塁としたが、得点につながらず。チームはサヨナラ負け。笑顔はなかった。

〈2016年=22歳〉楽天戦に「3番DH」で先発出場。2点を勝ち越した直後の7回1死二、三塁、左前へ2点適時二塁打。9回には遊撃内野安打でマルチ安打をマーク。チームの11連勝に貢献した。

〈2017年=23歳〉移動日で試合なし

〈2018年=24歳〉メジャーで迎えた初の誕生日。マリナーズ戦の9回に代打で登場も、守護神ディアスに空振り三振。チームも1-4で敗れた。

〈2019年=25歳〉アストロズ戦に「3番DH」で出場し、4打数1安打1打点。3回の第2打席でバーランダーから13号ソロを放った。1打席目は3球三振を喫したが、即リベンジを果たした。

〈2020年=26歳〉コロナの影響で開幕が遅れ、キャンプ中。

〈2021年=27歳〉レッドソックス戦に「2番DH」で出場。3点を追う5回1死二塁で左前打。二塁走者がいったんは生還したが、リプレー検証により判定が覆る。1点差の9回には、2死一、二塁のサヨナラの好機で打席が回り、二ゴロで試合終了。最後の打者となった。