米データサイト「ファングラフス」が8日付でエンゼルス大谷翔平投手(28)を特集した。「投手オオタニが打者オオタニを追い越した」のタイトルで、投手としての実力のすごさを分析した。

大谷は6日のマーリンズ戦で3試合連続2ケタ奪三振をマークしたが、これはメジャーでは自身初で、今季は大谷とブルワーズの先発右腕コービン・バーンズ(27)のみが達成している。また直近4試合は自責点0で40奪三振をマークしており、これは防御率が公式記録となった1913年以降でわずか7人(うち1人が2度)しか達成していないという。

同記事は「オオタニのパフォーマンスは、今季のオールスターでも投手として先発するに値する」とし、リーグトップの防御率1・73を誇るレイズの先発左腕シェーン・マクラナハン(25)、リーグ最多の11勝を挙げるアストロズの先発右腕ジャスティン・バーランダー(39)とその座を争う可能性を指摘。「マウンド上ではエリートレベルで、打撃もオールスター級という今世紀で前例のない活躍をするユニコーンに1票を投じたい」と、大谷のオールスター先発を推した。