エンゼルスの主砲マイク・トラウト外野手(30)が18日(日本時間19日)、2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に米国代表のキャプテンとして出場することを、球団を通して発表した。

リーグMVP3回、球宴前出10回のトラウトにとって、WBC出場は初。

連覇を目指す米国は、23年3月11日からアリゾナ州フェニックスでの第1ラウンドで、メキシコ、コロンビア、カナダ、予選突破国(未定)と対戦。勝ち進めばその後、マイアミでの第2ラウンド、決勝ラウンドが予定されている。

メジャーを代表するトラウトがキャプテンとして参加することにより、他の有力選手が続々と米国代表メンバー入りすることも予想され、「ドリームチーム」となる可能性も高い。

また、同僚の大谷が侍ジャパンの一員となれば、決勝ラウンドでは「大谷-トラウト」の同僚対決が実現する可能性も膨らんできた。

◆来春のWBC開催概要 参加国・地域は前回までの16から20に拡大し、1次ラウンドは5チームが4グループに分かれて総当たりのリーグ戦。日本が入るB組には韓国、オーストラリア、中国、予選突破国が入り、2023年3月9~13日まで、東京ドームで戦う。上位2チームが同15、16日の2次ラウンド(東京ドーム)に進出。A組(台湾、オランダ、キューバ、イタリア、予選突破国)を勝ち上がった2チームの計4チームから、上位2チームが同19日(日本時間20日)からの準決勝(米フロリダ州マイアミ)進出。決勝は同所で21日(同22日)。