通算5度目のオールスター選出を果たしたレッドソックスのJ.D.マルティネス外野手(34)が、エンゼルス大谷翔平投手(28)に言及し、大谷が「5年先まで」MVPを受賞すると予想した。18日(日本時間19日)、エンゼルスの地元紙OCレジスター電子版が伝えた。

大谷は昨季リーグ3位の46本塁打を放ち、投手では9勝を挙げMVPを受賞。今季は33本塁打を放っているヤンキースのジャッジ外野手とともに有力候補に挙がっている。18年に打点王に輝いたマルティネスは、今季の受賞レースについて「考える必要もない。どうやって大谷と争うことができるんだ? 5年先まで受賞するよ。二刀流を続けている間は勝てない」とコメント。「(昨季本塁打王輝いたブルージェイズの)ゲレロが昨年受賞できないのなら、誰も勝てない。WARやデータを見れば、誰も投打で大谷以上の影響を与えることはできない。“オオタニ賞”に名前を変えるべき」と賛辞を送った。

一方、ア・リーグの「6番中堅」で出場するツインズのバクストン外野手はジャッジが受賞すると予想。「彼が守備と打席でやってのけていることは見ていて楽しい。ショウヘイも見るのは好きだよ。どちらも見るけど、今年のジャッジの活躍は驚異的」と話した。

大谷は今季、打撃では89試合で打率2割5分8厘、19本塁打、56打点、OPS.835をマークし、投手では9勝4敗、防御率2.38。ジャッジは89試合で打率2割8分4厘、33本塁打、70打点、OPS.983を記録している。