パドレスが、トレード期限の最大の目玉とされていたナショナルズのフアン・ソト外野手(23)を2対6の大型トレードで獲得した。2日(日本時間3日)、両球団が発表した。これでパドレス打線には、タティスとソトのトップスター2選手が名を連ねることとなった。

ソトは18年に19歳でデビューし、20年にナ・リーグ最年少で首位打者を獲得。今年は2年連続でオールスターに選出された。ESPNによると、23歳以下でオールスターに選ばれたシーズンの途中にトレードされたのはメジャー史上初だという。7月にはナショナルズからメジャー史上最高となる15年総額4億4000万ドル(約594億円)の契約延長を提示されたが拒否したと報じられた。パドレスは今回、ソトに加え、今季打率.301、14本塁打のジョシュ・ベル内野手(29)も獲得した。

一方のナショナルズは、パドレスから今季13本塁打のルーク・ボイト内野手(31)、今季デビューした先発左腕マッケンジー・ゴア投手(23)と元トッププロスペクトのポール・アブラムス内野手(21)に加え、マイナーのプロスペクト3選手を獲得。ロバート・ハッセル外野手(20)はMLB公式プロスペクトランキング全体21位で、ジェームズ・ウッド外野手(19)は同88位にランクインしている。ルーキーリーグのジャーリン・スサナ投手(18)は、ナショナルズの球団内ランキングで8位に入った。