背中を痛め負傷者リスト(IL)入りしているエンゼルスのマイク・トラウト外野手(30)が、復帰に向け打撃スイングを再開した。球団のフロスタッド・ヘッドアスレチックトレーナーが試合前に取材に応じ、明かした。

トラウトは遠征中のチームに帯同せず、本拠地アナハイムでこの日の朝、IL入り後初めてバットを振ったという。まだ素振りの段階で、同トレーナーによると「すべてうまくいった」とし、今後は徐々にスイングの回数を増やしていき、問題がなければ打撃練習へ移行していく。

トラウトは今季79試合に出場し、打率2割7分、24本塁打、51打点。左胸郭の炎症と背中の違和感のため7月12日のアストロズ戦途中で交代し、その後IL入りしている。7月31日に専門医の診断を受け「野球人生が終わったかと思っていたものが、あと少しで復帰できるという状況に変わった」と今季中の復帰について前向きに話していた。