エンゼルス大谷翔平投手(28)が、7回の第4打席で今季25号となるソロを放った。メジャー通算118号はイチローを上回り日本選手歴代2位(1位は松井秀喜の175本)。ベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」達成へ自ら援護した。

大谷は「2番投手兼DH」で出場。4ー0で迎えた7回先頭で、2番手左腕セルマンのカウント1ボールからの2球目フォーシームを捉え、右翼スタンドに運んだ。打球速度108.4マイル(約174.5キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)。登板試合での本塁打は通算5本目。また、これで日本人メジャー通算700号となった。

なお、投手では6回を4安打無失点に抑え降板。ESPNによると、投手として6回を無失点に抑え、同一試合でホームランを放ったのは、ア・リーグでは1972年デーブ・マクナリー(オリオールズ)以来、50年ぶりだという。ア・リーグではこの年の翌年からDHが採用された。