MLB公式サイトは11日、有識者39人による現時点のサイ・ヤング賞投票の結果を発表。大谷翔平選手(エンゼルス)は今回もア・リーグのトップ5入りはならなかった。

投打の二刀流で活躍する大谷は、9日の試合で6回を4安打無失点の力投で10勝目。ベーブ・ルース以来、104年ぶりとなる「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。打者としても25号ソロを放ち、イチロー氏(元マリナーズほか)を抜いて、日本人では単独2位となる通算118号を数えた。

7月20日に発表された前半戦終了時点での投票では1位票を1票獲得したものの、トップ5入りとはならなかった大谷。今回も1位票を1票獲得したが、5位以内とはならなかった。

なお、ア・リーグのトップは27票の1位票を集めたジャスティン・バーランダー(アストロズ)、2位はディラン・シーズ(ホワイトソックス)。前回に34票の1位票を集めてトップだったシェーン・マクラナハン(レイズ)は3位に後退した。以下、4位アレック・マノア、5位ケビン・ガウスマン(ともにブルージェイズ)となった。

ナ・リーグのトップは1位票を36票獲得したサンディ・アルカンタラ(マーリンズ)で、こちらは前回と同様だった。