パイレーツは16日(日本時間17日)、スマートフォンをポケットに入れながら試合出場したロドルフ・カストロ内野手(23)が1試合の出場停止処分と非公開の罰金を米大リーグ機構から科された、と発表した。

9日のダイヤモンドバックス戦で、スマートフォンを尻のポケットに入れて出場し、三塁へすべり込んだ際に落としていた。MLBが定める、電子機器に関するルールに違反した。グラウンドには、米大リーグ機構が許可したiPad(アイパッド)と、サイン交換に使用するピッチコムのみが持ち込みを許されている。

カストロは処分を不服として異議を申し立てた。処分は当面、保留となる。

ESPNによると、MLBの複数の幹部は、もしカストロに厳しい処分を科さないと、今後、選手たちが試合中に使用を思いとどまるのに十分ではないと、懸念しているという。調査によると、試合中にカストロが電話を使用した形跡はなかった。