マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)の球団殿堂入りセレモニーが27日(日本時間28日)、本拠地Tモバイルパークで行われ、エンゼルス大谷翔平投手(28)らがビデオメッセージで祝福の言葉を寄せた。

大谷は「小さい頃から目標にしていました。そういう方のビデオメッセージに出演できるのは少し不思議な気持ちですが、これからも目標にして頑張りたいなと思います。本日はおめでとうございます」とコメント。元レッドソックスの松坂大輔氏は「イチローさん、シアトル・マリナーズ殿堂入りおめでとうございます。僕は昨年引退しましたが、プロに入る前からイチローさんの背中を目標に頑張ってくることができました。僕にとってイチローさんは憧れであり、尊敬する人であり、目標です。これからも、その背中を追い続けたいと思います。またアメリカか日本でお会いできることを楽しみにしています」と祝福した。

他にも、同じく01年にデビューしたカージナルスのプホルス内野手や、球団殿堂入りメンバーのケン・グリフィー氏、ランディ・ジョンソン氏らがコメント。エンゼルスのトラウト外野手は「彼の大ファンだった。外野を守っていて彼の打席が来ると、ボールを素早く処理しなければならないんだ。二塁、三塁、本塁まで陥れてしまうからね。彼が打席に立つときは、いつもすぐに動けるようにしていたよ」と振り返った。