心臓に問題があるとして8月28日を最後にチームの指揮から離れているホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督(77)について、リック・ハーンGMは日々様子を見守る状況だとコメント。来季についても復帰時期は未定との考えを示した。

ラルーサ監督は健康上不安があるとして離脱し、その後ペースメーカー植え込み術を受けた。11日には試合前に開催されたデーブ・スチュワート氏の「背番号34」の永久欠番セレモニーに出席し、元気な様子を見せたものの、試合の指揮は執らず。医師のゴーサインが出るまで、引き続きベンチコーチのミゲル・カイロ氏にチームを任せることになっている。

ハーンGMは13日、「現時点では日々様子を見守るしかない。医師の指示に従い、トニーと話をしている状況だ」とコメント。カイロ氏のもと、ホワイトソックスは11日の試合終了時点で13戦9勝と好成績を挙げており、同GMも、チームは非常によくやっており、それは誰もが認めているとたたえた。だが、ラルーサ監督の健康状態が来季のチーム指揮に与える影響に言及するのは「時期尚早」とした。

カイロ氏は、明日のことは分からないが今は自分の仕事をこなすだけだとコメント。ラルーサ監督について「彼は経験豊富でメンターであり、私にとっては父親のような存在。体のことは心配しているが、元気そうでよかった。気分もとてもよさそうだ」と語っている。(AP)