「3番投手兼DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(28)が、7回3安打無失点で、今季13勝目(8敗)を挙げた。初回に自ら放った左越え適時二塁打などのリードを守った。

1回1死からフランス、サンタナを連続三振に仕留めるなど8奪三振。フレージャーに右前打を浴びて初めて先頭打者の出塁を許した5回も、ハガティを一ゴロ、トラメル、トロを連続空振り三振と、後続を断った。

2番手のバリアが8回に1点差に詰め寄られたが、救援陣がなんとか逃げ切った。

大谷はこの日7イニングを投げたことで、シーズン規定投球回数の162までは、あと14イニングに迫った。残り登板は3試合が見込まれ、メジャー史上初の投打ダブルでの規定到達が現実的になってきた。