エンゼルス大谷翔平投手(28)が「2番DH」で出場し、5試合連続安打をマークした。

5点ビハインドの6回1死、右腕ジルベルトと対戦。初球、真ん中に入ってきた95・9マイル(約154キロ)の直球を捉え、左翼線へ運んだ。クリーンヒットで二塁打とし、チャンスを作ると、続くダフィーの中越え二塁打で三塁へ進塁。1死、二、三塁からウォードの犠飛で生還した。

7点を追う8回1死一塁からの第4打席も中前にクリーンヒットを放ち、7試合ぶりのマルチ安打をマーク。一、二塁とチャンスを広げた。

1回1死の第1打席は空振り三振。2ストライクと追い込まれてから3球ファウルで粘り、1球ボール球を挟み、再び4球ファウルで粘った。12球目、最後は内角寄りのスライダーにバットが空を切った。

第2打席は4回無死、フルカウントからのスライダーにタイミングが合わず、2打席連続の空振り三振を喫した。

34号本塁打を放った11日のアストロズ戦から7試合連続で本塁打なしとなったが、この日は4打数2安打で打率を2割6分8厘とした。チームは9失点で大敗。64勝83敗の借金19で、プレーオフ進出の可能性が消滅した。