エンゼルス大谷翔平投手(28)が23日(日本時間24日)の敵地ツインズ戦であと「4」と迫った200奪三振に挑む。今季は両リーグ1位236奪三振のゲリット・コール(ヤンキース)ら7人しか到達しておらず、投手としてもトップ級を証明する区切りの数字となる。また、14勝目となれば、ベーブ・ルースが初めて「ダブル2桁」を達成した18年の「13勝&11本塁打」をいずれも上回る。

休養のため、スタメンから外れた22日(同23日)の敵地レンジャーズ戦では、3-5と2点を追う9回1死から代打で出場し、右翼線への二塁打。8試合連続安打をマークした。試合前にはブルペンで36球を投げ込んで調整した。

今後は、ツ軍戦を含め残り3試合に先発登板を予定する。23日の敵地ミネアポリスは悪天候の予想だが、ネビン監督代行は「雨は雨」と意に介していない。初の規定投球回(162)まであと「14」と迫っている大谷にすれば、すでにクリアしている規定打席との史上初の「ダブル到達」へ向けて、少しでも長いイニングを投げたいところだ。(アーリントン=四竈衛)