エンゼルス大谷翔平投手(28)が、5回0/3を3安打2失点、7奪三振6四球で、日米通じて自身初の200奪三振を達成し、今季14勝目(8敗)を挙げた。

雨が激しく打ちつける中で始まった試合は、ツインズが1回に制球の乱れた大谷から四死球で1死満塁とし、内野ゴロの間に先制点を奪った。その後も四球では走者を出したが、5回に1番アラエスが左前打を放つまで安打が出なかった。

ツインズのバルデリ監督は大谷について「彼は実にエグい球を投げる。思い通りのコースに投げられない状況のときでも、空振りを取ることができる。試合序盤は投手にとって厳しい悪天候でコントロールに苦労する状況だったし、後半戦に圧倒的な投球を続けていた彼にしては苦戦していた」と話し、「我々の打線も、彼に対していいアプローチをしたと思う」と振り返った。