メッツのエース右腕ジェイコブ・デグロムがアスレチックス打線につかまり、今季最短の4イニングで降板。ナ・リーグ東地区首位のメッツと同2位ブレーブスのゲーム差は1・5ゲームに縮まった。

アスレチックス戦初登板のデグロムは6安打4四球、5三振の5失点と、サイ・ヤング賞を受賞した2019年以降で最悪の先発マウンドに。3敗目(5勝)を喫した。

デグロムは、「こういうことが起きてしまって非常に残念。初回に3点先取してもらったのにすぐに4点を奪われたのは許されない。4四球も許せないし、まったくひどい仕事をしてしまった」と自身を責めた。

バック・ショーウォルター監督はデグロムについて「キャリアを通じて困難なことを実現してきた選手。それをやって当然だととらえている人間なんて1人もいないと思う」と、心情を思いやった。(AP)