パドレスのダルビッシュ有投手(36)が、6回を5安打2失点で、メジャー自己最多タイとなる今季16勝目(7敗)を挙げた。クオリティースタート(QS)は、リーグトップの今季24度目となる。

初回にマクマーンにカウント1-2と追い込んでからの4球目スプリットをとらえられ先頭弾を浴びたが、その後は安定。3回には本塁打を打たれた1番マクマーンを今度は3球三振に退け、わずか6球で3者凡退に抑えた。5回は先頭から2連打され1死一、三塁で犠飛を打たれ2点目を献上したが、6回は9球で3者凡退と立て直した。

6回まで87球を投げ、5安打2失点、8奪三振1四球。16勝はナ・リーグでは20勝のブレーブス右腕カイル・ライト(26)、17勝のドジャース左腕フリオ・ウリアス(26)に次ぎ、ドジャース右腕トニー・ゴンソィン(28)と並ぶ3位となる。

ダルビッシュは「何とか粘り強く投げられた。だいたい6回を2、3失点で抑えると、うちの打線なら勝ちがつきやすい」と話した。