エンゼルス大谷翔平投手が15試合連続安打をマークし、打撃好調をキープした。

9月30日(日本時間1日)のレンジャーズ戦に「3番DH」で出場し、第1打席で右前にクリーンヒット。第4打席では三塁側へボテボテのゴロで内野安打を奪い、4打数2安打。シーズン41度目のマルチ安打は自己最多で、打率は今季最高の2割7分6厘まで上がった。メジャー30球団のアクティブ・ロースター(現在ベンチ入りしているメンバー)で15試合連続安打は現時点で最長。シーズン残り5試合を残し、好調な状態が続いている。

一方で、17試合連続で本塁打が出ず、70打席ノーアーチ。ブランクは19年シーズンのワースト73打席連続に迫った。前日は先発マウンドに上がり、8回2死まで無安打投球を継続。15勝目を挙げ、4打数2安打1打点と投打で活躍した。この日は打点は稼げなかったが、2年連続のシーズン100打点まではあと6。ネビン監督代行は「100打点まで到達するのが見たいね。毎日いろいろなことをする彼のプレーを見るのは楽しい」と期待した。(アナハイム=斎藤庸裕)