上原浩治氏が2日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。ノーヒットノーランを逃すも15勝目をあげたエンゼルス大谷翔平投手(28)について語った。

上原氏は「まあ仕方ないです。守備も一生懸命にやっていることですから。7割ぐらいがスライダーを投げている。縦に落ちたり、横に曲がったりのスライダーを投げている。腕の位置が上から出ていると縦に落ちる。横から出ていると横に流れていく感じで、腕の位置を変えているんじゃないかなと思う。今シーズンからツーシーム、シンカー系の球も投げていて、横幅も広がり、フォークも投げられる。縦の幅もあるということで、今、1番いいピッチャーかもしれない」と絶賛した。

また年俸調停を避け来季3000万ドル(約43億5000万円)の1年契約で契約合意したことに触れ、「年俸調停を回避するために来年の契約を結んだということですね。まあ、いいと思います。来年のオフに、またFAをとるので、そこで倍くらいの年俸に行くと思います」と予想した。

大谷は29日(日本時間30日)のアスレチックス戦に「3番DH兼投手」で出場し、8回2死まで無安打を継続。ノーヒットノーランは逃したが、8回無安打2失点、10奪三振で日米通じて最多タイの15勝目を挙げた。打者では4打数2安打1打点で14試合連続安打をマーク。規定投球回までは残り1イニングとなった。