エンゼルスは1日(日本時間2日)、大谷翔平投手(28)と年俸調停を避け来季3000万ドル(約43億5000万円)の1年契約で契約合意したことを発表した。日本人選手の年俸としては史上最高額で、調停権を持つ選手の契約としては、ムーキー・ベッツ外野手(29=現ドジャース)がレッドソックスと2020年1月に契約した2700万ドル(約39億1500万円)を上回る史上最高年俸となった。

メジャーで年平均額3000万ドルを超えた選手は大谷で20人目となり、来季の年俸ランキングでは現時点でトップ10に入る。来季のエンゼルスでは、アンソニー・レンドン内野手(32)の3800万ドル(約55億1000万円)、マイク・トラウト外野手(31)の3545万ドル(約51億4000万円)に次ぐ3番目の高額年俸となる。

また今季年俸550万ドル(約7億9800万円)から2450万ドル(約35億5000万円)増で、これはメジャー史上最高額の年俸増となる。

 

年俸調停権を持つ選手の最高契約額ランキング

1位 エンゼルス大谷翔平 3000万ドル

2位 ドジャースのムーキー・ベッツ外野手(2020年当時レッドソックス) 2700万ドル

3位 カージナルスのノーラン・アレナド内野手(2019年当時ロッキーズ) 2600万ドル

4位 ヤンキースのジョシュ・ドナルドソン内野手(2018年当時ブルージェイズ) 2300万ドル

5位 フィリーズのブライス・ハーパー外野手(2018年当時ナショナルズ) 2165万ドル