第6シードのフィリーズが、昨季世界一のブレーブスを3勝1敗で振り切り、2010年以来12年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

2回、今季途中にエンゼルスから移籍したブランドン・マーシュ外野手(24)の3ランで先制。3回には、J・T・リアルミュート捕手(31)のランニング本塁打で1点を追加した。

6回には、4番ブライス・ハーパー外野手(29)の適時打などで3点を追加し、リードを広げた。

8回には、ハーパーのソロ本塁打で勝利を決定づけた。

2打点を挙げたハーパーは、本拠地で連勝突破したことに「ホームアドハンテージを使えた。この機会に興奮している。ただ、あと8勝するんだ」と、あらためて世界一を見据えた。

フィリーズは18日(同19日)からのリーグ優勝決定シリーズで、「ドジャース-パドレス」の勝者と対決する。