レッドソックスからフリーエージェント(FA)となったザンダー・ボガーツ遊撃手に、フィリーズが現在も関心を寄せているようだ。 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」が伝えている。

ボガーツを巡っては9月にボストン・グローブ紙が「ボガーツがFA市場に出る場合、フィリーズが非常に強い興味を示すだろう」と伝えていたが、ニューヨーク・ポスト紙などに寄稿するジョン・ヘイマン記者も12日、「フィリーズは本気でボガーツに関心を抱いている」とツイート。同球団が変わらずボガーツに興味を持ち続けていることを伝えていた。

トレード・ルーモアはこれを受け、フィリーズは市場に出ているほかの遊撃手もチェックするだろうとしつつ、編成本部長のデーブ・ドンブロウスキ氏とボガーツには個人的に関係があると指摘。2015年から19年までレッドソックスの編成本部長を務めていた同氏のもと、ボガーツは18年にワールドシリーズ制覇を経験しており、6年の契約延長を手にしている。

なお、同サイトはフィリーズがジーン・セグラ二塁手に対する2023年の球団オプションを破棄したことに触れ、ボガーツが来れば「セグラ退団で生まれた穴がうまく埋まる」とコメント。現在遊撃手を務めるブライソン・ストット選手を二塁に移動させれば、ボガーツが正遊撃手を務めることが可能だとしている。