フィリーズの主砲であるブライス・ハーパー外野手が、来週にも痛めている右ひじの内側側副靱帯(じんたい)を手術する予定であることが分かった。

ハーパーは今年4月の時点で靭帯に小さな損傷が見つかったが手術はせず、指名打者として出場を続行。6月後半には死球で親指を骨折して約2カ月の離脱があったものの、打率2割8分6厘、18本塁打、65打点をマークし、プレーオフではナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPに輝くなど6本の本塁打を放ってフィリーズのワールドシリーズ進出に貢献した。

ただしその代償として来季の開幕に間に合わない可能性が浮上。フィリーズのデーブ・ドンブロウスキ球団社長はハーパーの復帰時期について、23日の手術後に回復具合を確認するまでは明確にしないと語っている。(AP)