海外FA(フリーエージェント)権を行使し、メジャー移籍を目指すソフトバンク千賀滉大投手(29)が、ア・リーグ西地区のレンジャーズを視察していたことが21日(日本時間22日)、分かった。米メディア「アスレチック」が、「千賀の視察を受け入れた球団の中にレンジャーズがあった」と報じた。

レ軍はテキサス州のアーリントンに本拠地を置き、大谷翔平投手が所属するエンゼルスと同地区。今季はセミエン、シーガーら大型補強を敢行したが、5球団中でエ軍に次ぐ4位だった。今季は有原航平投手がプレーしており、過去に日本人はダルビッシュ有、藤川球児、上原浩治、建山義紀、福盛和男、大塚晶文、伊良部秀輝が在籍していた。

千賀は既にメッツ、パドレスとの最初の交渉を終えており、ヤンキースとレッドソックスが代理人と接触したことも明らかになっている。カブス、ドジャースなども興味を示している。