米メディア「アスレチック」は23日(日本時間24日)、オリックスからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す吉田正尚外野手(29)の特集記事を掲載し、ともにプレーした選手らの吉田正に関するコメントを紹介した。

20、21年にオリックスに所属し、その後現役を引退したアダム・ジョーンズ元外野手(37)は「初日」から吉田正のすごさを実感したという。「彼は日本のフアン・ソト。強い打球を全方向に飛ばすし、ソトみたいにどんな球でも打てる。さらに四球も選べるし、ボール球を振らない」と、パドレスの主砲ソトに似ていると説明した。また、吉田正からメジャーの投手について多くの質問を受けたことも明かしている。「ヘイダーやチャプマンとの対戦について聞かれたよ。バーランダーとコールの質問が多かった。速い球を投げる投手についてよく質問を受け、なるべく良い回答をするように心掛けていたよ」と話した。

17~21年まで同僚だったステフェン・ロメロ外野手(34)は「彼の安定感は現実離れしていた。第一に、彼はコンタクトヒッター。三振をあまりしない。そして、チャンスにとても強いんだ。3万~4万人のファンが見守る中、重要な場面でいつも打ってくれる。アメリカでも、それがうまく反映されると思う」と分析し、「今まで見た中で最もきれいなスイングかもしれない」と称賛した。また、今季西武でプレーしたブライアン・オグレディ外野手(30)も「日本で対戦した中で間違いなく最高の打者」とたたえた。