今季プレーオフ進出を逃したジャイアンツが、メジャー移籍を目指すソフトバンク千賀滉大投手(29)の獲得に本腰を入れている可能性があると29日(日本時間30日)、専門局MLBネットワークの番組に出演したジョン・モロシ記者が伝えた。

同記者は、ジャイアンツが千賀の争奪戦に「深く関与している」とリポート。ジャイアンツが千賀獲得を目指すのは、FAとなった今季14勝の左腕ロドンの穴埋めだけでなく、今季リーグ本塁打記録を更新しヤンキースからFAになったジャッジ獲得への交渉材料にもなると説明した。「ジャイアンツは今季ポストシーズンを逃した。ジャッジはリーグ優勝決定シリーズに進出したチームを離れることになる。ジャッジ獲得は、球団にとっての最終目標ではなく、プレーオフ進出に向けた最初の大きな一歩。千賀を獲得できれば、戦力強化だけでなく、ジャッジへのアピールにもなるだろう」と分析している。