レッズやナショナルズでGMを務め現在アナリストとして活躍するジム・ボーデン氏が11月30日、ソフトバンクからメジャー移籍を目指す千賀滉大投手(29)はカブスと3年総額7200万ドル(約101億円)と予想した。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」でメジャー30球団にとって最も有力なFA補強を特集したもので「カブスはセンガの獲得に強気の姿勢を見せる多くの球団の1つ。今オフは先発投手の補強が必須で、中でもセンガが有力。ただしパドレスやレンジャーズなどとの厳しい争奪戦になっている」とした。

先発投手のFA市場にはジェイコブ・デグロム(34=メッツFA)、ジャスティン・バーランダー(39=アストロズFA)、カルロス・ロドン(29=ジャイアンツFA)ら大物がいるが、この中でまだ契約を決めた投手はいない。ただしESPNのジェフ・パッサン記者によると、デグロムとロドンはウインターミーティング(12月5~8日)終了までに契約を決める見通しだという。先発投手のトップFAが決まれば、千賀も含めた先発投手市場が一気に動く可能性がある。