ドジャースは来季終了後にFAとなるエンゼルス大谷翔平投手(28)の獲得を狙っていると、MLBネットワークなどで活躍するデービッド・バッセイ記者が指摘した。

カリフォルニア州ロサンゼルスのラジオ局「AM570」の番組に出演し、ドジャースの戦力補強の見通しを解説。同球団は今季MVPのアーロン・ジャッジ外野手(30=ヤンキースFA)やサイ・ヤング賞に輝いた先発右腕ジャスティン・バーランダー(39=アストロズFA)の獲得に興味を示していると伝えられているが、同記者はそれについて否定的な見解を示した。

「ドジャースは来オフ、1人の選手を狙っている。ショウヘイ・オオタニだ。本腰を入れて獲得に動く」と断言。「だからバーランダーに今季と来季で年平均4000万ドル(約56億円)は払いたくない。高年俸となる野手もたぶん獲得しないだろう。ショウヘイ獲得資金として総年俸に余裕を持たせたいためだ」と指摘した。

大谷はエンゼルスと来季の年俸調停を回避し、すでに1年3000万ドル(約42億円)で契約。このままいけば来季終了後にFAとなる。