ドジャースは6日(日本時間7日)、DV規定違反で長期出場停止処分を受けた先発右腕トレバー・バウアー(31)をメジャー40人枠から外し契約を解除すると発表した。

バウアーは2021年6月に女性に対する暴行疑惑が浮上したため制限リスト入りとなり、その後に処分を受けた。当初はMLBが324試合の出場停止を科していたが、昨年12月22日、異議申し立てによる調停で処分期間が194試合に短縮され、ただちに復帰が可能となっていた。

ドジャースはバウアーをメジャーのロースターに再登録するかどうかの期限を6日に迎えており、文書で「バウアーを我々の球団組織から放出することを決定した」と発表。21年から3年契約を結んでおり、今季2250万ドル(約30億4000万円)の契約が残っている状態での契約解除となった。

バウアーはメジャー10年で通算83勝69敗、防御率3・79。レッズ時代の20年にはサイ・ヤング賞に輝いた。