ダイヤモンドバックスは20日、傘下マイナーの今季の監督、コーチ陣を発表し、上級1Aで初となる女性監督が誕生した。

球団傘下1Aヒルズボロで新監督に就任したロニー・ガジョウニックさん(29)で、1Aの上級レベルのリーグでは初の女性監督。プロリーグの女性監督としては、ヤンキース傘下1Aタンパで昨季就任したレイチェル・バルコベック監督に続く2人目となる。

ガジョウニック監督は15年女子野球パンアメリカン大会に米国代表として出場し、金メダルを獲得。21年からダイヤモンドバックス傘下マイナーのスタッフとなり、昨季はマイナーのコーチに抜てきされた。歴史的な就任を受け「このような機会を与えてもらえたことに喜びを感じます。球団が私にコーチとして、人としてポテンシャルを感じてくれたということ。すべての少女や女性にとって、自分もやれるという希望になれるとうれしい」と文書でコメントを発表した。