メジャーで19年活躍し四国アイランドリーグplusの高知でもプレーしたマニー・ラミレス氏(50)が、エンゼルス大谷翔平投手(28)の注目の契約について言及した。

大谷は今季終了後にFAとなる見込みで、米メディアでは次の契約は史上初めて5億ドル(約650億円)を超えるとの予想も出ている。ラミレス氏はドミニカ共和国のヘクター・ゴメス記者のインタビューで「彼には5億ドルの価値があると思う」と断言。「彼はケタ外れの選手だ。球場でそれを示しているだけでなく、球場外でも証明している。我々は、彼が本物のプロだということを目の当たりにしている」と指摘し「もし僕が球団経営をするとしたら、チームの顔となるオオタニを真っ先に獲得する。彼は特別だ」と話した。

メジャーで通算555本塁打を放ったラミレス氏は2011年のレイズを最後にメジャーから離れ、17年に四国でプレー。その後、オーストラリアプロ野球リーグなどで現役続行を目指したが実現せず。同記者によると、今後は故郷のドミニカ共和国で野球アカデミーと選手をサポートする事務所を設立するという。