MLB公式サイトは21日、今季の成績10部門の1位予測選手を特集し、オリックスからレッドソックスに移籍した吉田正尚外野手(29)が打率で1位タイとなった。

同特集は米データサイト「ファングラフス」の成績予想システム「Steamer」で成績1位と予測された選手をピックアップ。吉田は今季打率2割9分8厘と予測されており、ツインズからトレードでマーリンズに移籍したばかりのルイス・アラエス内野手(25)と並んで首位打者と予測されている。記事は「ルーキーのシーズンに、オリックスの先輩イチローの後に続く首位打者のタイトルを狙う」と紹介している。

本塁打王はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)で44本、打点王はブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(23)で111、最多得点はパドレスのフアン・ソト外野手(24)で113、盗塁王はブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)で35、長打率1位はパドレスのフェルナンド・タティス内野手(24)で.574と予測された。

投手ではヤンキースの先発右腕ゲリット・コール(32)が14勝、249奪三振で2部門でトップと予測。昨季サイ・ヤング賞のマーリンズの先発右腕サンディ・アルカンタラ(27)が211投球回でトップ、レンジャーズの先発右腕ジェイコブ・デグロム(34)が防御率2・65、WAR5・5で2部門で1位、ガーディアンズの救援右腕エマニュエル・クレース(24)が35セーブで1位と予測された。