メッツが、ソフトバンクから移籍した千賀滉大投手(29)を迎え入れる準備を着々と整えていると、26日付のニューヨーク・ポスト電子版が伝えた。ショウオルター監督は、千賀の専属通訳ができるだけ千賀の近くにいられるよう、本拠地シティフィールドのクラブハウス周辺のレイアウトを変更。これまで監督室の脇にあったスタッフのロッカー室を選手のクラブハウス近くに移動させたという。

キャンプインまでに理解を深めるため、千賀のもとにコーチ陣も派遣した。ハフナー投手コーチ、チティ・ブルペンコーチ、投手育成担当のジャガー・ディレクターの3人が、千賀がトレーニングを行っていたシアトルを訪ね、練習の視察などを行ったという。ハフナー・コーチは同紙の取材に「センガは大変なハードワーカー。メジャーでもうまく適応できるだろう」とし、千賀の印象を「彼と一緒にいるのは楽しい。エネルギッシュでいつも笑顔を絶やさない」と話している。