レイズは27日、リリーフ右腕ピート・フェアバンクス投手と3年1200万ドル(約15億6000万円)に2026年のオプション付きで契約延長したことを発表した。

この契約によりレイズはフェアバンクスが得るはずだった3回の年俸調停権をカバーしたことになり、オプションを行使すればフリーエージェント化も1年先延ばしできる。

29歳のフェアバンクスは昨季、故障で出遅れて24試合の登板だったものの、防御率1・13で8セーブと活躍した。過去に2回のトミー・ジョン手術を受け、21年も負傷者リスト入りを繰り返すなど故障のリスクを抱えているものの、19年途中にレンジャーズから移籍したレイズでは通算111試合の登板で11勝10敗15セーブ、防御率2・98と安定した投球を見せている。