エンゼルス大谷翔平投手(28)が24日(日本時間25日)、マイナー戦に先発し、開幕前最後の調整登板を終えた。ダイヤモンドバックスのマイナー選手を相手に、4回2/3を投げ、4安打1失点。5番の左打者にソロ本塁打を浴びた。

WBCで侍ジャパンを3大会ぶりの世界一に導いてから中3日。30日には、中5日でアスレチックスとの開幕戦に先発する。

 

この日の登板後の主な一問一答は、以下の通り。

-開幕へは万全か

WBCの時点で出力は出てましたし、その時点でほぼ完了はしていたので、ピッチクロックとピッチコム、これが一番の、自分の安心材料として、ちゃんと出来るという確認をしたかったので。

-WBCで同僚のトラウトから三振を奪い、マイナー選手には本塁打を浴びた。野球は不思議なスポーツ

若いですけど、いいスイングする選手たちも多かったので、さっきも言ったとおり、投げるボールうんぬんよりかはゲームのピッチコムとか、クロックの確認をしたかったので、そこはあんまり気にせずに次に臨みたいなと思ってます。

-短期決戦を経験して、エンゼルスでもそういう戦いがしたい

そうですね。それはもう、思いましたし、ポストシーズンだったり、WBCみたいな短期決戦の熱量は特別かなと思いました。

-メキシコ代表で日本戦に先発した同僚サンドバルの印象は

まぁまぁ、いいピッチャーでしたね(笑い)。

-WBCが終わってまだ3日。エンゼルスのユニホームを着て投げる気持ちは

みんなにおめでとうと言ってもらってすごいうれしかったですし、久々にみんなの顔を見て、このチームでも優勝したいなという気持ちになりましたね。

-WBCで重圧もあったと思うが、どう向き合った

それと同じくらい楽しかったですし、みんな、野球ファンの人もそうでない人も、盛り上がってくれていましたし、緊張は確かにあったんですけど、それと同じくらい楽しかった期間かなと思います。

-マイアミから帰って、この2日間の過ごし方は

寝ました。やっぱりリカバリーが一番なので、今日も帰って寝ますけど、あと1週間くらいですかね、野手としてはDHで出ると思いますけど、それ以外の時間は極力、リカバリーにあてたいなと思います。

-WBCで蓄積した疲労は

そんなに、すごく稼働したかと言われたら、そうでもないと思うので。それよりかは移動ですね。向こうからの移動であったりとか、マイアミからこっちに来て移動して、また時差がちょっとあったりしてとか、というところの体のだるさみたいな、疲労というよりは睡眠の時間帯がずれているような、だるさみたいな感じなので、あと1週間くらいで十分治ると思うので、ここの2日くらいが一番大事かなと思います。